インテルは3月11日、公衆無線LANサービスの利用拡大に向けて、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、ソフトバンクBB、理経と協力体制を敷くと発表した。
インテルは3月12日に「インテルCentrino(セントリーノ)モバイル・テクノロジ」を発表する予定で、今回の提携はインテルの同技術普及活動の一環となる。「Centrino技術を搭載したノートパソコンのユーザーが公衆無線LANスポットを利用できるよう、環境整備活動を支援していく」(インテル)という。
具体的には、これら公衆無線LANサービスの事業者が提供する日本全国600カ所以上の無線LANスポットで、Centrino技術と各種のアクセスポイント機器、ソフトウェアの組み合わせ、無線LANスポットの環境との相互運用性の検証作業を進める。
相互運用性が確認できた無線LANスポットには、ユーザーが容易に認識できるように目印となるロゴやバナーを表示する。またこうした無線LANスポットは、ライコスジャパンと共同で提供する無線LANスポット検索サービスなどでも確認できるようにする。
さらにインテルは、成田空港、羽田空港などで、「インテルCentrinoモバイル・テクノロジ体験ゾーン」と呼ぶイベントを開催する予定である。無線LANを介してブロードバンドに接続したノートパソコンを使って、Centrino技術を体験できるようにするという。このイベントは、成田空港第二旅客ターミナル(3月13日〜3月28日、5月3日〜5月12日、6月12日〜6月18日)、羽田空港(3月31日〜4月4日)、BBパーク・ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田店(3月12日〜6月30日)で開催する予定。
Centrinoは、ノートパソコンにビルトインで無線機能を提供する一連の技術。「モバイルプロセッサ専用の最新マイクロアーキテクチャ、無線機能、バッテリ持続時間の延長、薄型軽量のフォームファクタなどで構成し、ノートパソコンが卓越したモバイル性能を発揮できるようにする」(インテル)
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