NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は8月20日、企業向けセキュリティオペレーションセンター(SOC)を開設し、運用を開始したと発表した。同社が提供するデータセンターサービスやネットワークのアウトソーシングサービスなどに向け、付加価値サービスとしてセキュリティ管理サービスを提供する。
同セキュリティオペレーションセンターでは、NTTコムが管理するIPネットワークのトラフィック情報に基づき、セキュリティ脅威の予兆を分析する。またトラブル発生時には、顧客のネットワークシステムを一時的に制御することで被害を低減する。
同社がこれまで提供してきたセキュリティ構築・管理サービス「GuardIT」や、インターネット接続サービス「OCN」の運用管理経験をもとに、ファイヤーウォール、ネットワーク侵入検知システム(IDS)、ウィルス・ワーム対策システムなどの運用、管理を行う。
脆弱性情報や脅威情報、その対応策などは、提携企業であるトレンドマイクロのウィルス解析・サポートセンター「TrendLabs」や、インターネット セキュリティシステムズのセキュリティ開発チーム「X-Force」「GTOC」と共有する。また、こうしたセキュリティ情報の企業に向け配信サービスも提供する。
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