NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、企業向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex(ドットフォン・アイピーセントレックス)」を4月10日より始めると発表した。昨年11月から実施してきた試験サービス「シェアードIP-PBXサービス」を改名し、本サービスとして提供するもの。多数の拠点をもつ企業やマンション、ホテル業界などをターゲットとする。
PBX(構内交換機)機能をIP網内に配備しているため、「PBXの導入・運用・保守コストを削減することが可能」(NTT コム)となる。また、内線通話が定額制で、国内の一般加入電話へは全国一律8円で通話できるため、企業の通信コスト削減が期待できるという。「音声とデータでそれぞれ個別の専用網を構築している企業は、音声とデータ通信が統合でき、コスト削減が図れる」(NTTコム)。
サービス利用には、NTTコムのインターネット接続サービス、OCNに加入していることが条件となる。今後は、広域イーサネットサービス「e-VLAN」といった他の通信サービスへの対応やコールセンターの追加など、サービスを拡充していく予定。国際電話や携帯電話への通話、050番号による相互通話なども、準備が整い次第提供していくという。
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