AppleとGoogleが、経営破たんしたカナダの通信機器メーカーNortelが所有する特許の獲得に乗り出していると報じられている。
Reutersは米国時間12月9日付けの記事で、複数の匿名の情報筋の話として、現在実施されているNortelの知的所有資産の入札に、AppleやGoogle、さらにはおそらくMotorolaやResearch In Motion(RIM)などの企業が乗り出しそうだと報じた。
Nortelは2009年6月に破産保護を申請した。同社が所有する約4000件の特許には、合わせて10億ドル以上の価値があると計算されている。これらの特許は、6つのカテゴリに分割されており、携帯電話、PC、ワイヤレスインフラストラクチャ、ネットワーク、ウェブベース広告、音声技術などあらゆる分野を網羅するとうわさされている。Reutersの情報筋によると、Apple、Motorola、およびRIMはおそらく、多くの通信事業者が現在展開を進めるワイヤレス技術LTE(Long Term Evolution)に関連するIPに最も関心を寄せているという。
オークションは7カ月前に開始しているが、まもなく最終入札が締め切られる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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