ドコモと工学院大学、「モバイル空間統計」を活用した共同研究を実施

松田真理(マイカ)2010年11月18日 08時00分

 NTTドコモと工学院大学は、「モバイル空間統計」活用に関する共同研究を実施する。研究期間は11月22日から2011年3月31日まで。東京都全域で行う予定となっている。

  モバイル空間統計では、携帯電話サービスを提供するために必要な位置データや属性データを統計処理し、人口分布の推計値を作成する。

 今回の共同研究では、NTTドコモがモバイル空間統計を活用し、災害が発生した際の帰宅困難者数を事前に推計。工学院大学が推計値をもとに、市区町村の帰宅困難者数などを分析し対策を提案する。また必要に応じて、東京都が共同研究へのアドバイスを行う。

 共同研究の結果については、学会などで公表される予定。

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