Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Jobs氏は米国時間10月18日、同社四半期決算に関する電話会議に2年ぶりに参加し、モバイル向けOS「Android」について酷評した。
Jobs氏は、電話会議で「Twitterクライアント(TweetDeck)では、(Androidアプリを作ることにおいて)244の異なる電話機上で100以上の異なる Androidソフトウェアに取り組む必要があったと報告している。いくつものハードウェアとソフトウェアを見ていく作業は開発者に難しい課題となる」と述べた上で、「非常に断片化されており、その度合いは日々増している」と語った。
これに対し、Androidの責任者であるAndy Rubin氏をはじめ、Twitter用クライアントを開発するTweetDeckのCEOであるIain Dodsworth氏などが反論している。特にDodsworth氏は19日、自身のツイートで「われわれは、Androidでの開発が悪夢だったなんて言ったことがあるだろうか。そんなことは言っていないし、実際に悪夢ではなかった」と述べている。TweetDeckは先日、同社アプリがインストールされている端末を基に、Androidの世界がいかに多様であるかを示すグラフをリリースしている。
Dodsworth氏はまた、上記ツイートに続く投稿で、「Android TweetDeckの開発に関わっているのはたった2人だけで、これは断片化の問題がいかに小さいかを示している」と追加の説明をしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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