家電量販店のラオックスは10月15日、東京中央区の松坂屋銀座店に出店すると発表した。家電量販店として銀座の百貨店に出店するのは初になるとしている。
今回の出店は、10月14日に開催された取締役会にて決定されたもの。11月20日にオープンし、「ラオックス銀座松坂屋店」として、国内家電、海外向け家電、時計、雑貨などを取り扱う。場所は松坂屋銀座店の6階。約1326平方メートルの規模になる。2010年12月期の売上目標を3億円と見込む。
出店理由に関して「国内外に高い知名度を有する商業地域に展開していること、また当社が日本人、外国人の区別なくショッピングを楽しんでいただけるサービス力の高い店づくりを標ぼうしていることもあり、当社にとって極めて有利な出店チャンスと捉えている」とコメントしている。
ラオックスでは、2009年6月に中国の家電量販である蘇寧電器と日本観光免税2社との資本業務提携を締結。秋葉原以外の店舗閉店や人員削減など、それまで悪化していた経営状態の立て直しを進めてきた。
2009年11月には、「ラオックス中期経営計画(3カ年計画)」を発表し、国内店舗事業への新たな取り組みを開始。4月に新宿東口に「ラオックス WATCH.」、お台場に「ラオックス ヴィーナスフォート店」、9月に「大阪上海新天地店」の新規出店を手がけており、今回の出店は国内店舗事業の第4弾になる。
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