Bloombergの報道によると、陪審が先週、テキサス州の小規模な企業が保有する3件の特許に対するAppleの侵害を認め、約6億ドルの損害賠償をAppleが支払うよう命じたという。
Appleは3件の特許の侵害について1件当たり2億800万ドルの損害賠償をMirror Worldsに支払うよう命じられたと、Bloombergは報じている。問題の特許は、コンピュータ画面への文書の表示方法に関するもので、Appleの「Cover Flow」技術と関連がある。Appleは、「iPod」製品、「iPhone」ならびに「iPad」に搭載している「iOS」や、「Mac OS」にCover Flowを採用している。
裁判所に提出された書類によると、Appleは米国時間10月3日に命令の執行停止を求める緊急の申し立てを行ったという。
イエール大学のコンピュータサイエンス学教授David Gelernter氏が創設したMirror Worldsは、2008年にAppleを相手取って訴訟を起こした。
Appleにコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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