バッテリの過熱事故が相次いで報告されていた、アップルのiPod nano第1世代について、8月1日から31日までの1カ月間に5527台のバッテリが交換されたことがわかった。
同製品の過熱事故をめぐっては、全国の消費者相談センターなどに報告が相次いだことを受け、経済産業省が7月28日付けで発売元のアップルに対して消費生活用製品安全法に基づく、消費者への注意喚起と再発防止策等についての報告を指示していた。
経済産業省によると、アップルは9月3日付けで対策の実施状況を報告。それによると消費者への注意喚起の強化を目的にホームページを改善。それ以降、8月31日までにバッテリを交換した件数は4994件にのぼったとのこと。8月1〜31日までの1カ月間では5527件のバッテリを交換したとしている。
経済産業省では、アップルに対して対策の実施状況を今後も定期的に報告するよう求めていくとしている。
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