「iPhone」に関連した20件の特許を侵害しているとして、3月に台湾の携帯端末メーカーHTCを提訴していたAppleが、訴えの対象を拡大した。
デラウェア州の連邦地裁に提出された訴状によると、Appleは米国時間6月21日、HTCが不当に使用しているとして訴えの対象にしている自社の特許に、さらに2件を追加した。
追加された特許はいずれも同じ種類の技術に関するもので、Appleはこれを「ディスプレイ設定の変化にリアルタイムで対応するためのシステム」と記載している。
当初の訴訟でAppleは、iPhoneのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)や、iPhoneの基盤となるハードウェアとソフトウェアの設計に関する特許を、HTCが侵害していると主張していた。
現在、米国際貿易委員会(ITC)がこの件について調査を進めている。一方、HTCはiPhoneが同社の特許5件を侵害しているとして、Appleを逆提訴している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」