民間企業Space Exploration Technologies Corporation(SpaceX)は米国時間6月4日、商用ロケット「Falcon 9」の初の打ち上げに成功した。10基のエンジンを搭載するFalcon 9は、今回の初飛行で積載物を地球軌道に乗せた。これにより、民間企業が国際宇宙ステーション(ISS)への補給を行うための新たな道が切り開かれた。
SpaceXが製造するFalcon 9ロケットと「Dragon」カーゴモジュールは、ISSへの補給を行い、機器や実験サンプルを地球に持ち帰ることを目的としている。今回の打ち上げ試験はSpaceXの資金により行われたが、今後3回の打ち上げについては米航空宇宙局(NASA)と契約し、商業軌道輸送サービス(Commercial Orbital Transportation Services:COTS)のもとで行うことが計画されているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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