クラウド収納サービス「minikura(ミニクラ)」を運営する寺田倉庫は3月17日、サマリーに約2億円を出資することで合意したと発表した。サマリーは、スマホアプリから自分の持ち物をレンタルスペースに預けることのできる収納サービス「Sumally Pocket(サマリーポケット)」を運営している。
Sumally Pocketでは、アプリで書籍や衣類など預けるアイテムの種類に合わせて段ボールの送付を依頼する。届いたダンボールにアイテムを詰めて、集荷を依頼することでレンタルスペースに預けられる。倉庫に届いたアイテムは、スタッフが1点1点写真撮影するため、アプリから預けたアイテムを閲覧・管理できる。必要になったアイテムは段ボール箱ごと、またはアイテム1点単位で取り出せる。
寺田倉庫の運営するminikuraは、同じく専用のダンボールにアイテムを詰めて送るだけで預けられるサービス。専門スタッフが1点1点写真撮影し、ウェブ上で預けたものを確認できる。衣類などは、オプションサービスによりクリーニングを依頼でき、「ヤフオク!」 への出品やコミュニティサイトへの投稿にも対応する。
サマリーは今回の増資により、新機能の開発やプロモーションを強化し、サービスの拡充を目指すという。また寺田倉庫は、エアークローゼットやVONOVO、ART STANDにも出資しており、今後もスタートアップ企業の事業支援や、業務提携を積極的に進めるとしている。
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