無料通話・メッセージアプリ「LINE」を提供するLINEは7月16日、日本または米国での上場を検討していることを明らかにした。この前日となる7月15日に、同社が上場を申請したと一部報道機関が報じていたが、その際には「決まった事実はない」と否定していた。
LINEによれば、東京証券取引所などの関係機関に上場申請書など一定の書類を提出したという。しかし、現時点では、最終的な上場可否、上場取引所、上場の時期などについて、具体的に確定された事項はないとしている。今後については、具体的な内容が確定する時点、または1カ月以内に再開示するとしている。
なお、同社は7月15日に、被害が相次ぐLINEアカウントの“乗っ取り”対策を強化することを発表している。7月17日15時より、LINEのアプリでログインをする際には、従来の認証手順に加えて、新たに「PINコード」を用いた4桁の暗証番号が必要になる。
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