名刺管理のSansanが北米事業に本腰--14億6000万円を調達

井指啓吾 (編集部)2014年05月19日 18時40分

 クラウド名刺管理サービスのSansanは5月19日、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルであるDCMなどを引受先とする、総額14億6000万円の第三者割当増資を実施したと発表した。北米での事業展開を本格的に開始するほか、同社のサービス「Sansan」と「Eight」のシステム開発、国内外でのマーケティングを強化する。

  • クラウド名刺管理サービス「Sansan」トップページ

 今回の引受先は、DCM、日本経済新聞デジタルメディア、産業革新機構、環境エネルギー投資、GMO VenturePartners。

 日本国内では今後、2010年より事業提携している日本経済新聞デジタルメディアとSansan事業での提携を深化させるという。また、同社の人物情報データベースと名刺データベースを融合した、新たなデータベースとコミュニティサイトの構築を目指す。

 Sansanの増資は2013年10月に続く4回目。増資後の資本金等は21億7760万円(うち資本金10億8,880万円)となる。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]