NTTドコモは5月13日、事業再編のため、100%出資の子会社としてドコモCS(ドコモシーエス)を7月1日に設立すると発表した。ドコモの子会社25社が現在担っている代理店支援業務や法人営業、通信ネットワークの建設や保守業務などをドコモCSに集約させる。この再編後、ドコモグループは現在の26社から13社にまで減る。
ドコモCSはグループ9社を全国に展開予定で、ドコモCS(東京・赤坂)に加え、ドコモCS北海道(札幌市)、ドコモCS東北(仙台市)、ドコモCS東海(名古屋市)、ドコモCS北陸(金沢市)、ドコモCS関西(大阪市)、ドコモCS中国(広島市)、ドコモCS四国(高松市)、ドコモCS九州(福岡市)を各地域に設立する。
また、現在のドコモの子会社25社における有期の契約社員などの中から約800人を正社員(エリア基幹職)として4月に採用。各地域のドコモCSをはじめとする子会社各社に配属し、各スペシャリストとして専門スキルを向上させるという。
ドコモは新会社設立の目的を、「サービス基盤である業務について、ユーザーと販売代理店に対して直接的に一気通貫で対応し、各オペレーション業務を包括的に実施するため」と説明している。
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