シカゴに拠点を置き、日々のお得情報を提供するGrouponはIdeeliの買収により、フラッシュマーケティングのさらなる拡大を図ろうとしている。
Grouponはこれまでも、衣類やアクセサリなど服飾関係の割引提供に関する広告プロモーションを行っていたが、Ideeliの買収によりGilt Groupeや、Amazon傘下のMYHABITといった競合と戦ううえでの基盤をさらに強固なものにしたことになる。
米国時間1月13日の発表でGrouponのトップは、Ideeliのモバイルユーザーの多さが今回の買収に際して大きな動機となったことも示唆している。
Ideeliは男性向けや女性向けの衣類や靴、アクセサリの他、室内装飾品のフラッシュセールも行っている。同社のブランドの格はGiltよりも若干落ちるものの、これによってはるかに大きな市場機会がもたらされることになる。
しかしMYHABITの場合と同様に、GrouponはIdeeliのウェブサイトとブランドを分けたかたちにしておくとともに、ニューヨーク本社も維持するという。
なお、Grouponは13日の契約締結に伴い、4300万ドルを現金で支払った。
また、Ideeliの買収を記念したスペシャルセールも予定されており、1月14日まで20%の割引が提供されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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