毎日のお得情報提供サイトを運営するLivingSocialが、既存の出資者からさらに1億1000万ドルの追加資金を調達したことがわかった。これは同社の最高経営責任者(CEO)を務めるTim O'Shaughnessy氏が米国時間2月20日に送付した従業員へのメモの中で書いたもので、これにより待望の資金が注入されることになる。
O'Shaughnessy氏は、米CNETが入手したメモの中で次のように述べている。「この投資は、我々を最もよく知る人々、つまり既存の取締役や出資者たちからの、当社事業に対する大きな信任票だ。彼らは我々の2013年の計画を精査し、その内容を高く評価したために、この(調達)ラウンドを通じてさらなる資金を提供しようということになった」
今回の資金調達に至るまでには、「競争的なプロセス」において複数の選択肢があったと、O'Shaughnessy氏は付け加えた。
2012年末の時点でLivingSocial株の29%を保有していた米Amazonは、1月に規制当局に提出した書類の中で、LivingSocialの2012年の売り上げは前年比2倍以上の5億3600万ドルになったが、純損失は2011年の4億9900万ドルから6億5000万ドルに拡大したことを明らかにしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」