Twitterが新興企業Crashlyticsを買収した。Crashlyticsが手がけるクラッシュレポートツールは、「Vine」「Yelp」「KAYAK」「TaskRabbit」「Waze」など幅広い「iOS」向けアプリケーションに組み込まれている。
Crashlyticsの共同創設者Jeff Seibert氏とWayne Chang氏は米国時間1月28日、公式ブログへの投稿を通じて、Twitterに雇用された人や買収された企業がよく言うところの「joining the flock」(群れに加わる)ことを表明した。
われわれはモバイルアプリケーション開発の大きな落とし穴を埋めるため、1年と少し前にCrashlyticsを創設した。世界中で何億台ものデバイスが利用されている現状では、開発者がリリース前にすべての特殊なケースを十全にテストし、すべてのバグを見つけることは不可能だった。さらに悪いことに、実際に問題が発生しても、その原因を特定するのは困難で厄介なことが多かった。アプリケーション開発者は何が起こったのかを知る手がかりもほとんどなく、エンドユーザーからの漠然としたフィードバックを頼りに問題を診断するしかなかった。
そこでわれわれは、世界で最も強力かつ軽量なクラッシュレポートソリューションを提供するべく、Crashlyticsを構築した。Crashlyticsを利用すれば、開発者はただちにクラッシュを引き起こしたコードの可視性を得て、より簡単に問題を解決できる。われわれはiOS版をリリースして以来、独立系の情熱あふれるプロジェクトから現在iOSを代表するアプリの多くに至るまで、様々なアプリケーションを手がける多くの素晴らしい開発者たちと仕事をする機会に恵まれている。
Twitterは、コメントの求めに対して直ちに応じなかったが、今回の買収を発表するツイートを投稿している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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