スマホやタブレット活用した医療情報システムを開発--ドコモなど

松田真理 (マイカ)2011年12月15日 16時55分

 NTTドコモと東京慈恵会医科大学は12月15日、モバイル端末を活用した医療情報システムに関する共同研究を実施すると発表した。スマートフォンやタブレットを活用した医療のサポートシステムを開発する実証研究を行う。

 具体的には、東京慈恵会医科大と富士フイルムが共同開発した遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」を利用する時にドコモのAndroidスマートフォンやタブレット端末に対して、検査画像などの情報を即時に通知する機能を開発する。

図 救急時連携フローのイメージ
※クリックすると拡大画像が見られます

 i-Strokeは、脳卒中を発症した患者が搬送された病院から、院外にいる専門医のスマートフォンに向けて、患者の検査画像や診療情報を送信するシステム。今回の実証研究によって、脳卒中など、急性期医療でのモバイル端末の有効性を検証するとしている。

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