Googleは、ローカルレコメンデーションアプリメーカーのClever Senseを買収した。Clever Senseは7月に、「Alfred」という名前の執事アプリを「iPhone」向けにリリースしている。このアプリは、ユーザーが好むレストランを学習して、ウェブのレビューやそのほかの分析結果に基づき類似したレストランを推薦するというものだ。
Alfredは、より知られており広く利用されている「Yelp」や「Urbanspoon」などとは異なり、人工知能を使用して好みが似たユーザーを探し、そうしたユーザーの選択を基に推薦する。
Googleは声明で「Clever Senseの技術と専門知識をわれわれのチームおよび製品と組み合わせることで、食べたり、訪れたり、楽しんだりする場所のインテリジェントでパーソナライズされたレコメンデーションを、より多くの人に提供できるようになるだろう」と述べた。
Clever Senseの共同創業者であり最高経営責任者(CEO)であるBabak Pahlavan氏は同社のウェブサイトで、「Googleは地域のビジネスを潜在的顧客に結びつけられるよう支援し、Googleの世界的な存在感によってClever Senseの価値がより多くの人々にもたらされるようになる」と記した。
Clever Senseは、「Android」版のAlfredを先週リリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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