プログラミング言語Lispの考案者で、人工知能(AI)分野の第一人者であったJohn McCarthy氏が、米国時間10月24日に死去した。84歳だった。スタンフォード大学工学部がツイートで明らかにした。
McCarthy氏はマサチューセッツ工科大学時代の1958年に、AIで使用されることになるプログラミング言語Lispを考案し、1960年の論文「Recursive Functions of Symbolic Expressions and Their Computation by Machine, Part I」でその設計を公開した。Lispは、Fortranに次いで2番目に古い高水準言語であり、現在も使われている。
McCarthy氏は、人間の知能の中には機械をプログラミングしてシミュレーションすることができるほど正確に記述できる側面があると感じていると語っていた。
McCarthy氏はまた、「Artificial Intelligence」(人工知能)という言葉を新しく作り出したことでも知られている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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