Twitterが、道具に関する共有サイトを運営する小規模新興企業Bagcheckを買収した。両社が米国時間8月8日に発表した。
Sam Pullara氏とLuke Wroblewski氏が創設したBagcheckは、自分が使用する製品やその理由を他者に伝えたいと考えるガジェット好きなユーザー向けのソーシャルネットワークである。ユーザーは、技術に関連した物以外にも「bag」(入れ物)を共有することが許されている。そのため、自分が日常的に使用するあらゆるものについて誰もが議論することが可能で、そして、実際に行われている。同サイトの会員らは、デジタルカメラから調理器具にいたるまであらゆるものについて議論している。
Bagcheckはしばらく運営を続ける予定だが、「将来的にはその状態に変更が生じる可能性がある」とTwitterの広報担当者は米CNETに対し、電子メールの声明で述べた。同サイトの将来に不安を感じるユーザーは自分のbagをエクスポートすることができると同社は述べている。
Twitterは、Bagcheck買収に伴い、Pullara氏を同社のエンジニアリングチームに迎える予定である。Wroblewski氏はTwitterに入社せず、「次の大きな取り組み」に着手する計画である。
Twitterはこの数年間、かなりの数の買収を実施してきた。2010年12月には、Q&Aの新興企業であるFlutherの人材を「買収」した。2011年5月には、TwitterクライアントのTweetDeckを買収した(現金と株式で4000万ドルを支払ったと報じられている)。7月には、ソーシャルメディア分析企業BackTypeを買収したばかりである。
TwitterによるBagcheck買収の条件は公表されていない。Twitterの広報担当者は、同社のBagcheckに対する計画についてもコメントせず、「現時点では、BagcheckをTwitterにどのように統合するか、また、統合するかどうかについて詳細を語るには時期が早すぎる」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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