Googleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Page氏は米国時間6月2日、CEOとなってから初めてとなる株主総会に出席した。シリコンバレーの日刊紙San Jose Mercury Newsによれば、Page氏はGoogleの支出を正当化しながら、Googleは同社の中核事業である検索と広告に注力し続けると述べたという。
支出に関して、同社は自動運転自動車など「投機的」なプロジェクトを手掛けているが、支出の金額については慎重だとPage氏は述べた。また同氏は、Googleから米CNETに送付された原稿の中で、「われわれは株主の金銭を無駄には使っていない」と述べている。
Page氏は、「革新の成長を抑えることは望まない」というGoogleの哲学に言及しながら、革新的であり続けるとともに、従業員からのさまざまなプロジェクトを奨励したいと述べた。その一方で、検索と広告が同社の中核事業であり続け、その領域に最も大きな投資を振り向けると保証した。Page氏は、「われわれは検索と広告という中核事業に大半の資金を費やす」と述べている。
Googleの株価は、2011年初めにPage氏がCEOに就任すると発表されてから、約16%下落している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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