アルプス システム インテグレーション(ALSI)は5月25日、同社のセキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice Professional」と、インテックが販売する統合ログ管理ソリューション「快速サーチャーLogRevi」が連携すると発表した。
「InterSafe SecureDevice」は、汎用USBメモリをセキュアなUSBメモリに変換できるセキュリティUSBメモリ作成ソフト。2009年から発売しており、企業や学校、医療機関、自治体など530団体以上の導入実績がある。登録されていないPCへのデータの移動やコピーを制限し、情報漏えいや社内へのウイルスの侵入を防止することができる製品となっている。
その上位版となるInterSafe SecureDevice Professionalは2010年から発売。「セキュアポーター」と呼ばれる機能を搭載しており、取引先や外部委託企業、在宅勤務など、社外へのデータ送信やデータ共有を安全に行えるという。
快速サーチャーLogReviは、企業内に存在するさまざまなシステムのログを統合管理できるソリューション。高速検索エンジンによる該当ログの絞り込み、タイムラインビューによる複数ログの一画面表示、レビューステーションによるレポーティング、定義エディタによるログ取り込みなど、統合ログ管理に必要な機能を搭載している。
両製品の連携により、持ち出しファイル監視の自動化と、ログの一元管理による運用負荷軽減、内部統制対応を実現したという。企業に導入されているシステムが出力するログを一元管理できるようになるため、ファイルの読み込みや書き出しの制限、読み込みや書き出しの成功、ファイルの更新や削除、セキュアデバイス起動など散在しがちな複数ログの関係性を容易に把握できるとしている。各システムからのログを相関的に分析することで、より強固なセキュリティ対策、情報漏えい防止対策を実現できるという。
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