comScoreによると、MicrosoftとGoogleはそれぞれ、3月の米国検索エンジン市場でシェアをわずかに伸ばしている。
2社の3月のシェアは、いずれも前月比0.3ポイント増だった。
comScoreが米国時間4月13日に発表した調査によれば、Googleは検索件数が169億件でシェアが65.7%、Microsoftは13.9%、米Yahooは15.7%だったという。いつも通り、comScoreが発表した数字は、ウェブページで手動入力された「明確なコア検索」を調査したものだ。
コア検索の数字以上に大きな意味を持っているのが、GoogleとMicrosoftの「powered by」検索の数字だ。
Googleのサイトで行われた検索と、AOLおよびAsk Networkで行われたGoogleの「powered by」検索を合わせると、Googleの3月のシェアは68.2%となる。2月は68%だった。
Microsoftの場合、自身のサイトでの「Bing」検索に、Yahooで行われたBingの「powered by」検索を加えると、3月のシェアは26.4%となる。2月は26.2%だった(comScoreによると、AOLやAskでの検索すべてをGoogleが占めているわけではなく、MicrosoftもYahooでの検索すべてを実行しているわけではないという。メール内などのインターナル検索もある)。
こうした計算に基づくと、GoogleとMicrosoftの2社で、3月に米国で行われた検索の94.6%を占めたことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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