米連邦通信委員会(FCC)は米国時間4月7日、ワイヤレスサービスプロバイダーに対し競合他社と無線データローミング契約に関して交渉することを義務付ける規則を採択した。この新しい規則は、インフラストラクチャと周波数帯を有する無線事業者に対し、「同様のプロバイダーとのデータローミング契約を、商業的に妥当な条件で一定の制約の下に提案する」ことを求めるものだ。
FCCは、この規則によって、消費者が契約キャリアのサービス提供地域の外にいてもデータ通信を利用できるようになり、競争が促進されるとしている。
データローミングに関する係争が生じた場合、当事者はFCCに嘆願書を提出することができる。係争は、それぞれの事案ごとに固有の事実と状況を考慮して、個別に解決されるとFCCは述べている。
FCC議長のJulius Genachowski氏は、2007年に採択された音声ローミングを義務付ける規則が功を奏しており、モバイルデータサービスについて同様の規則を設ける際の枠組みになったと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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