約束していた通り、Netflixは米国時間1月27日、同社のストリーミングビデオを顧客の家庭に配信するうえで最もパフォーマンスの高いインターネットサービスプロバイダー(ISP)がどこかを示すデータを自社の技術関係ブログで発表した。Netflixのデータによると、同社のコンテンツの配信では米国最大手のケーブル事業者が上位に並んでいる。
野心的なビデオレンタルサービスを提供するNetflixによれば、ケーブル事業者のCharter Communicationsが最もパフォーマンスが高く、Cox Communications、Comcast、Cablevision Systems、Time Warner Cableとともに、電話会社のAT&TやVerizon Communications、および無線ブロードバンドプロバイダーのClearwireを上回ったという。
Netflixのコンテンツ配信担当ディレクターであるKen Florance氏は上記ブログ記事で、「われわれは、ネットで配信された数多くの長時間HD動画ストリームのパフォーマンスに関する知見を持つという、独特な立場にある」と述べている。
Netflixが報告書に記載した最終の日付である1月15日時点で、最もパフォーマンスの高いISPは以下の通り。
Netflixがこうした発表を行うのは、顧客の家庭にストリーミングコンテンツを配信するコストをすべて同社が負担するよう主張するISPへの不満に根ざしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス