広告事業の回復とコスト削減、Microsoftとの検索提携の成立により、Yahooの第1四半期(1-3月期)決算は大幅な増益を達成した。
第1四半期の売上高は16億ドルで、前年同期からの上げ幅はわずか1%にとどまった。トラフィック獲得コストを除くと、純売上高は11億3000万ドルで、アナリスト予測の11億7000万ドルとほぼ同じだった。Yahooのサイト上のディスプレイ広告による売上高は、前年から20%増加した。
純利益は3億1000万ドルだったが、これにはZimbraの売却や、2月に成立した検索提携の条件であるMicrosoftからの補償金の支払い開始などが含まれていた(編集部注:これに対し、前年同期の純利益は1億1800万ドルだった)。これらの項目を除いても、Yahooの第1四半期の1株あたり利益は15セントで、予測されていた11セントを上回った。
Yahooにとってうれしいニュースは、営業利益が87%増加したことだ。これは、最高経営責任者(CEO)であるCarol Bartz氏が2009年第1四半期に開始したコスト削減への取り組みによるところが大きい。2010年第1四半期における総営業経費は前年同期と比べて7600万ドル減少した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力