日本コカ・コーラは3月16日、ソーラーパネルを備えた「ecoる/ソーラー」自動販売機を開発したと発表した。3月から順次、本格的に設置していくという。
自動販売機本体の上部にソーラーパネルを設置し、太陽光発電で夜間照明の消費電力をまかなう。より高い省エネ性能を実現するために製品ディスプレイ部分にはLED照明を使用し、人感センサにより販売時のみ全点灯するようにした。このほか、ヒートポンプ機能やノンフロン冷媒、最新の真空断熱材を採用することで、従来機種と比較して約40%の省エネ性能を実現したという。なお、1日3.3時間の発電でバッテリーは満充電になるとのことだ。
2010年中に全国で約1500台を設置する考え。利用者に対しても環境への取り組みを強く訴求することで、自動販売機そのものの価値向上に努めていきたいとしている。
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