250万人以上のユーザーに利用されているmixiアプリ「サンシャイン牧場」を提供するRekoo Mediaが日本法人としてRekoo Japanを設立した。代表にはインフィニティーベンチャーズLLP 共同代表パートナーの小野裕史氏が就任した。11月10日にミクシィ本社で開かれた会見に、中国から来日したRekoo MediaのCEO、Liu Patrick氏らが出席した。
Rekoo Mediaは2007年12月に北京で設立された。社員数は60名。ソーシャルゲームの開発、運営が主な事業だ。同社が提供するソーシャルゲームの1日のアクティブユーザーは1200万人にのぼる。Liu Patrick氏は「我々はソーシャルメディアで世界一を目指す。ソーシャルゲームはオンラインゲーム、コンソールゲームを超える市場になることを確信している」と語る。
日本ではソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」向けにアプリケーションを提供し、多くのユーザーを獲得している。ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏は、「Rekoo Mediaはmixi向けに2つの有力なアプリケーションを提供している。なかでもサンシャイン牧場は250万以上のユーザーに利用されており、非常に期待している」と延べた。
Liu Patrick氏はサンシャイン牧場の今後の展開についても語った。「畑で育てたものを工場で加工し、製品化できるようにする。たとえばレモンを育てて収穫し、レモンジュースとして売ると、レモンのまま売るよりも高い価格になる。卵はエッグタルトとして売れる。第一次産業から第二次産業に進化する。あとは野良犬を飼いならして、ペットにできるようにする。野良犬は番犬の役割を果たすが、友達の野良犬にえさをあげて手なずけることもできる」(Liu Patrick氏)。
さらにサンシャインタウン(仮)、サンシャイン深海(仮)という新しいソーシャルゲームも企画しているという。
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