Nokiaは現地時間9月28日、「ソーシャル地図」サービスを手がけるDopplrを買収したと発表した。買収額は明らかにされていない。
これはさほど驚くニュースではない。先週には、今回の買収がすでに成立したことを伝える記事が流れていた。ただし、その時点では、DopplrもNokiaも買収について何も明らかにしていなかった。それらの記事では、NokiaはDopplrを1500万ドルから2200万ドルで買収したとされていたが、今回の正式発表は買収価格には触れていない。
DopplrとNokiaにコメントを求めたが、今のところどちらからも返答は得られていない。
Dopplrのサービスでは、ユーザーが旅行プランを作成して友人と共有することができる。また、旅の要所要所でホテルやレストランに関するヒントやアドバイスを提供して、ユーザーを支援する。さらに、ウェブサイトだけでなく「iPhone」アプリケーションとしても利用でき、FlickrやTwitterといったソーシャルサービスにも統合されている。
Nokiaは、Dopplrのサービスに変更を加える計画はないと語っている。同社は買収を発表した声明の中で、「この買収は現在のDopplrのサービスを変えるものではない」と述べている。また、Dopplrの創設者であるMarko Ahtisaari氏も、同様の考えを表明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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