Appleは米国時間9月24日、同社ウェブサイトを更新し、同社製品が環境に及ぼす影響に関する新しいセクションを追加した。
Appleはいくつかの分野で情報を公開しており、その中には「ライフサイクルにわたる影響(Life Cycle Impact)」や「製品使用の影響(Product Usage Impact)」「製品環境報告書(Product Environmental Reports)」がある。さらにAppleは、同社の環境に関連する最新情報を掲載するセクションも新設した。
電力管理に関するセクションを見れば、Appleが提供した情報がどれほど広範なものか分かるだろう。Appleによれば、「Mac OS X」はユーザーがキーを打つ合間にもプロセッサを制御して、電力を節約しているという。
同社ウェブサイトには次のように書かれている。「グリーンな製品の設計には、製造に必要な原料が環境に与える影響を考慮することも含まれる。われわれの目標は、当社製品で使用されているガラスやプラスチック、金属から、包装に使用する紙やインクに至るまで、環境に有害な物質の削減や排除で業界を牽引し続けることだ」
包装のようなことがどう環境に影響するのかを示すため、Appleは2006年に発売された13インチの「MacBook」と、2009年に発売された13インチの「MacBook Pro」の包装を比較している。その答えは次の通りだ。「2006年から2009年にかけて包装を40%以上削減することで、飛行機の輸送コンテナ1個につき、以前よりも50%多くの箱を出荷できるようになった。つまり、われわれが3万2000台を出荷するたびに、747のフライト1便分を節約できている」(Apple)
このウェブサイトでは、製品使用1時間当たりの排出量やリサイクルへの取り組み、さらにはAppleが自社施設でのエネルギー削減のために実施してきたことなど、より多くの情報が公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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