軌道船「Cassini」は2008年6月に当初の4年間のミッションを完了し、新たにCassini分点探査(Cassini Equinox Mission)のために探査期間を延長している。この探査は2010年9月まで続く予定だ。
新しいミッションの名称は土星の分点から付けられており、Cassiniは2009年8月に起こる分点を観測する予定だ。分点が発生するとき、太陽が土星の赤道を直接照らし、土星の北半球とリングの北面を輝かせる。
Cassini探査機が撮影したこの土星の画像は、土星のリング面の下約21度の角度から、リングにおいて太陽に照らされた側を見たものだ。
土星の衛星の1つヤヌスはこの画像では見えないが、分点時にヤヌスやほかの衛星の影が投じられるとき、その影がリングを横切るのを見ることができる。
この可視光の画像は5月10日に狭角カメラで撮影された。1ピクセル当たり5kmのスケールであり、土星からの距離が約96万5000kmで、太陽と土星、Cassiniの角度が46度となる地点から撮影されている。
提供:NASA/JPL/Space Science Institute
軌道船「Cassini」は2008年6月に当初の4年間のミッションを完了し、新たにCassini分点探査(Cassini Equinox Mission)のために探査期間を延長している。この探査は2010年9月まで続く予定だ。
新しいミッションの名称は土星の分点から付けられており、Cassiniは2009年8月に起こる分点を観測する予定だ。分点が発生するとき、太陽が土星の赤道を直接照らし、土星の北半球とリングの北面を輝かせる。
Cassini探査機が撮影したこの土星の画像は、土星のリング面の下約21度の角度から、リングにおいて太陽に照らされた側を見たものだ。
土星の衛星の1つヤヌスはこの画像では見えないが、分点時にヤヌスやほかの衛星の影が投じられるとき、その影がリングを横切るのを見ることができる。
この可視光の画像は5月10日に狭角カメラで撮影された。1ピクセル当たり5kmのスケールであり、土星からの距離が約96万5000kmで、太陽と土星、Cassiniの角度が46度となる地点から撮影されている。
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