CNBCのシリコンバレー特派員であるJim Goldman氏によると、Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が米国時間6月22日、カリフォルニア州クパチーノにあるAppleの本社に復帰したと、同社従業員らが報告しているという。これと同じ日に、発売開始後の最初の週末に「iPhone 3G S」販売台数が100万台を突破したというAppleのプレスリリースでJobs氏のコメントが引用されていた。
Jobs氏は、2008年1月から医療休養を取っており、当初から6月末までに自身が1977年に共同創設したAppleに復帰する予定になっていた。しかし最近では、Jobs氏がほんの2カ月前にテネシー州で肝臓移植手術を受けたと報じられた。
Jobs氏が、この日だけ出社したのか、22日からしばらくパートタイムで復帰するのか、それともこれが正式な復帰だったのかは明らかではない。
Goldman氏は、「Jobs氏と同氏の状況について何度も電話や電子メールで問い合わせているが、Apple関係者からの回答はまだ得られていない。しかしAppleの広報担当者からの発表は何もないものの、同社従業員らからはJobs氏が出社していたということが確認できている。この情報は確かである。少なくとも22日については、Jobs氏は職場に復帰している」と記している。
更新情報:Reutersは太平洋夏時間午後5時14分に、この報道を裏付ける情報として次の記事を掲載した。「Jobs氏が6月22日、カリフォルニア州クパチーノのApple本社ビルから出てきて、1人で黒い車に乗り込む姿が確認されている。その後、黒いスーツを着てイヤホンを付けた数人の男性らの運転により車はその場を去った」
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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