Motorolaは米国時間1月14日、全従業員の6%に相当する4000人を解雇する計画を発表した。同社はまた、端末の販売が予想を下回ったことから、第4四半期の業績は赤字となる見通しも明らかにした。
Motorolaによると、端末事業部から3000人、残りの事業部から1000人を解雇する計画という。Motorolaは2008年10月、大規模なリストラの一部として、一部端末の開発中止と3000人の解雇を発表しており、今回の解雇計画はこれに追加するものとなる。
共同最高経営責任者(CEO)のSanjay Jha氏は「モバイルデバイス事業でわれわれが今日決定した計画により、コスト構造をさらに合理化し、2009年の財務業績を改善できるだろう。これらの対策と第4四半期に発表した計画により、モバイルデバイス事業部は2009年、年間約12億ドルのコスト削減を実現する見込みだ」と述べている。
Jha氏はさらに、「これに加えて、2009年に投入する重要なスマートフォンの開発は、順調に進捗している。これらの新しいデバイスに対し、顧客からポジティブな反応をもらっている」とも述べている。
Motorolaは、今回のコスト削減計画により、新たに7億ドルを節約する計画だ。すでに発表した8億ドルのコスト削減計画とあわせると、2009年のコスト削減は合計15億ドルを見込むとしている。同社はまた、第4四半期の予想売上高は、アナリストの事前予想値である75億ドルを下回る、70億ドルから72億ドルの間になるだろうとも述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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