ブログ検索企業のTechnoratiは米国時間11月25日、すでに6人の従業員をレイオフし、さらに残った従業員の給与を10〜15%カットすると発表した。
Technoratiの最高経営責任者(CEO)であるRichard Jalichandra氏はブログ投稿で、今回のレイオフは経済状況の悪化を受けたものだとしながらも、「(解雇した従業員は)いずれも有能な従業員たちであり、彼らが今まで長時間働いてくれたからこそ現在のわれわれがある。また彼らは友人でもあり、彼らが会社を去るのはわれわれにとって大変悲しいことだ」とし、レイオフが苦渋の決断だったことを明らかにした。また同氏は、Technoratiは、2009年に起こるさまざまな困難に立ち向かうために、組織の「スリム化」が必要だったと述べている。
その一方で、Jalichandra氏は、レイオフは別として、Technoratiの事業は好調であり、未来は明るいと記し、ブログの読者を安心させた。またレイオフについては、Technoratiの成功への可能性をより確実にする取り組みの1つだとしている。
Jalichandra氏は、「この厳しい状況下でも、Technoratiの今後の見通しは変わっていない。実際のところ、見通しはかつてないほど明るい」と述べ、さらに次のように続けている。「われわれは、過去1年間にいくつかの大変有望なイニシアチブを立ち上げ、われわれのビジネスは大きく成長した。われわれの全体的な戦略は変わっていないが、経済状況が劇的に変化してきたため、その変化に対応するために調整を行っている」
Technoratiは、解雇した従業員については公表していないが、解雇した6人のうち2人は幹部だったことを明らかにした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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