Sun Microsystemsは米国時間11月14日、世界の従業員の15〜18%を削減する計画を含む組織再編を発表した。
ソフトウェア部門では、再編に伴い、ソフトウェア担当エグゼクティブバイスプレジデントRich Green氏が退職する。
Sunは向こう12カ月間で、再編に5億〜6億ドルをかける予定。このうちの3億7500万〜4億5000万ドルが現在の2009会計年度に計上されるという。
Sunは、現会計年度の第3四半期にもコスト削減の影響が表れ始めると見込む。年間では7億〜8億ドルの効果があると、同社は期待する。
再編に伴い、ソフトウェア部門は「Application Platform Software」「Systems Platforms」「Cloud Computing & Developer Platforms」の新しいビジネスグループに再編される。これらのグループは「オープンソース化の動きを加速し、競争に役立つ武器となる、市場の新しい分野を成長させる」ことに力を入れるという。
最高マーケティング責任者Anil Gadre氏はApplication Platformグループを統括し、Java技術関連やオープンソースの「MySQL」データベース製品、GlassFishアプリケーションサーバ、Sun Learning Services部門を担当する。
Systems Platformグループの責任者はJohn Fowler氏。このグループはSolaris Virtualizationおよびシステム管理ソフトウェアを担当する。
Cloud Computingグループは責任者Dave Douglas氏の下、Network.com、NetBeans開発者プラットフォーム、StarOfficeを担当する。
Sunは10月に会計年度第1四半期決算を発表し、下方修正後の予測の通り、売り上げが前年同期より7%減ったことを明らかにした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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