ドワンゴは11月6日、2008年9月期の連結業績予想を下方修正すると発表した。また、持分法適用関連会社の減損処理や保有する株式の評価損など、5億9400万円を特別損失として計上する。
売上高については、ゲーム事業において販売計画本数が当初予定に達しなかったこと、ニコニコ動画の有料会員の獲得が予定より進まなかったことなどから、予定より18億3000万円少ない249億7000万円になる見込みだとした。
経費については、着うたや着うたフルの利用が増えたことで著作権使用料が増加した。また、ゲーム事業の影響が大きく、営業利益予想を引き下げる要因となった。ニコニコ動画に関する費用は、ほぼ計画通りとしている。
このほか、持分法適用関連会社である魔法のiらんどの、のれん相当額の減損処理による投資損失を2億9600万円、保有投資有価証券のうち、実質価額が下落して回復が見込めないものについての評価損を1億4400万円、一部事業資産の減損損失を1億2000万円、固定資産の除却損を3400万円計上することも明らかにしている。
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