チップメーカーBroadcomは米国時間10月8日、Qualcommの販売およびライセンス手法が特許乱用につながっていると、同社を再度提訴した。
Broadcomは7日、サンディエゴのカリフォルニア南部連邦地方裁判所に訴状を提出した。同社の訴えによると、Qualcommは、既に「枯れた」無線通信特許の販売後使用をコントロールすることで同社を特許のロイヤリティを二重に受け取っているという。
QualcommとBroadcomは無線通信特許について争いを続けている。最近の場合では、米連邦控訴裁判所が9月24日、QualcommがBroadcomの携帯電話特許2件を侵害していたという連邦裁判所での判決を認めた。しかし、同控訴裁判所は、問題になっていた別の特許1件については、Qualcommによる侵害を認めなかった。
米国際貿易委員会(ITC)は2007年、QualcommがBroadcomの特許を侵害していることを理由に、Qualcomm製チップセットを採用している3G無線端末の新型機を対象に輸入を禁止していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」