米Yahooの新取締役会は米国時間9月21日の週に会合を計画しているという。The Wall Street Journal(WSJ)が19日に報じている。この新取締役会には、 Carl Icahn氏と同氏が支持する新取締役2人が含まれている。
WSJは匿名の情報筋の話として、取締役会は22日の夕食時と23日に、会合を開く予定だが、Icahn氏が直接参加するかどうかは明らかではないと述べている。同氏は、電話で取締役会に参加することがしばしばある。
Yahooの広報担当は、同社は取締役会議やその議題についてコメントしないと述べている。
Icahn氏にコメントを求めたがすぐには回答を得られなかった。
Icahn氏とFrank Biondi氏、John Chapple氏は今夏、Microsoftからの買収提案の拒否をめぐりYahoo取締役会と対立する同氏の活動を引き下げることに合意した協定の一環として、取締役会に加わった。
WSJによると、取締役会が、同社の提案するGoogleとの検索広告取引における独占禁止に関する問題と綿密な調査について話し合う可能性はありそうで、また、Time Warnerとの提携の可能性について進行中の交渉も議題となりそうだという。
Googleは、米国の新聞社関連グループや規制当局、欧州の新聞業界団体からの反対にもかかわらず、Yahooとの取引を進めようと同社の動きを強化している。
GoogleとYahooの提携は、MicrosoftによるYahoo買収計画を回避する手段の1つとして6月に発表された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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