博報堂、IMJを持分法適用会社へ--ネット事業を強化

永井美智子(編集部)2008年09月18日 19時30分

 博報堂は9月18日、ウェブ制作大手のアイ・エム・ジェイ(IMJ)に追加出資し、持分法適用会社とすることを明らかにした。ネット事業を強化するのが狙いだ。

 博報堂はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)から、IMJの発行済株式3万8000株を取得する。これにより、博報堂の出資比率は28.65%、CCCは31.75%となる。なお、CCCが第1位、博報堂が第2位の株主であることは変わらない。

 今回の追加出資について、博報堂は「企業サイト、ECサイト、モバイルインテグレーション領域等における機能をさらに強化し、得意先企業の課題解決のためサービス体制の強化を図る」と狙いを説明している。

 IMJはCCCの合弁会社であるCCCコミュニケーションズの株式を、TSUTAYAへ2009年3月末に譲渡することも明らかにした。これにより、IMJは1億5300万円の売却益を得る見込みだ。

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