楽天とイーバンク銀行は9月4日、資本・業務提携に合意したことを明らかにした。
資本提携に関しては、イーバンクが新たに発行する優先株式を、楽天が引受けるかたちで第三者割当増資を行う。取得日は9月29日を予定しており、1株あたり3万円で、66万6000株を取得し、取得価額の総額は199億8000万円となる。優先株式取得後は、イーバンク銀行に対し、楽天から取締役を4名派遣する予定となっている。
今回の資本・業務提携は、インターネットバンキングや電子マネーの普及など、取引手法やテクノロジが多様化する環境下で、使い勝手の良いサービスを提供するため、相互の保有するノウハウ・テクノロジを有効活用することが目的だ。
今後は、個人ローン、住宅ローン、証券担保ローン、キャッシュカード・クレジットカード一体型カード、電子マネーなどの金融商品やサービスなどを共同で開発する。
また、両社の金融商品や電子商取引のマーケティングに関する相互協力のほか、顧客の紹介を相互に行うとともに、両社サイトで使用するユーザーID、ポイントなどの連携も深めるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス