仮想化の導入の現状に対応すべく取り組みを続けているMicrosoftは、ソフトウェアを複数の仮想マシンや物理マシンで使用する際のライセンスおよびサポートに関する新しいポリシーを、米国時間8月19日に発表する予定だ。
同社はCNET Newsに対し、そうした動きがあることは認めたものの、19日の発表を前に詳細を明かすことは避けた。しかし、ネットワークおよびITに関するニュースサイトのNetwork Worldは、仮想マシン内で実行されるソフトウェアも特定の物理サーバに基づくライセンスに縛られるという現行のライセンス要件を、Microsoftが緩和する可能性があると推測している。
VMwareの仮想化製品などでは、仮想マシンを必要に応じて1つの物理サーバから別の物理サーバへシームレスに移動することが可能となっており、今回のライセンスポリシー改定は、そうした現状に対処するものとなる。
Microsoftはこれまで、サーバソフトウェアの使われ方の変化に歩調を合わせるために苦労を重ねてきたが、たとえばマルチコアプロセッサの取り扱いなどでは、新しいライセンス方式を率先して取り入れてきた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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