言ったのか言わなかったのか。どうやら言っていないようだ。
欧州発のある報道は、Microsoftのプラットフォーム&サービス部門でプレジデントを務めるKevin Johnson氏が、新経営体制を整えるならば、Microsoftは再び米Yahooの買収案提示に興味があると語ったと伝えた。だが、あるMicrosoft関係者がCNET News.comに対して語ったところからすると、これは事実ではない。
Silicon Alley Insiderは米国時間6月23日午前、問題となっているJohnson氏のコメントを掲載したFinancial Times Deutschlandの記事が引用されているBloombergのリポートに関して、ある解説を加えた。その中では、実のところ、英語からドイツ語、ドイツ語から英語へと翻訳が進む間に、なんらかの欠落があったのではないかと疑問視されている。
Microsoft関係者の話では、Johnson氏が、Yahooへの買収再提示というシナリオに言及したことなどないという。
一方、Yahooの株価は、引き続き下落傾向にある。午前の取引時間中に、Yahoo株は前日比1.41%の下落となる、1株当たり21ドル66セントとなった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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