ソフトバンクは5月20日、6月の定時株主総会で付議する予定だった、無議決権優先株式の発行を可能とするための定款の変更を取りやめたと発表した。株主の理解が得られなかった模様だ。
無議決権優先株式は議決権を持たない株式のことで、東京証券取引所は7月をめどに無議決権優先株式を含む種類株の上場規則を整備する予定。ソフトバンクでは既存の株式を分割して無議決優先株式を発行し、既存株主に多くの配当を割り当てる考えを示していたが、株主からは疑問の声が上がっていた。
ソフトバンクでは今後、別の方法で株主へ利益を還元するとともに、キャッシュフローの最大化を目標に業績の拡大と株主価値の向上を目指すとしている。
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