ドバイを拠点とするEmirates Airlinesが航空機内のアメニティーの水準を上げたようだ。Times of Londonは現地時間3月24日、Emiratesがファーストクラスでシャワーが使えるようになることを約束したと報じている。このファーストクラスのキャビンとシャワーについて詳細は不明だが、「7つ星」ホテルのBurj Al Arab Hotelを見てもわかるように、ドバイ人は本物の(多少おかしな部分もあるが)ぜいたくを知っている。
確かにこれは新しい考えではある。しかし、環境保護派は、この計画を無責任として既に攻撃している。Timesよると、シャワーを装備するAirbus A380は、フライト毎に大量の水を余分に運ぶことになり、その量は乗客12人分に相当する。これは、往復のフライト当たり4万8455ポンド(約22トン)の炭酸ガスコストがかかることを意味する。それは確かに問題だが、筆者としては、シャワー中の乱気流の方が正直心配である。
シャワーサービスは10月からニューヨーク-ドバイ間のフライトで利用可能となる予定だ。Emiratesでは、このサービスを同社所有のA380すべてに拡大する予定だと述べている。ただし、喜ぶのはまだ早い。ファーストクラスの料金が、約1万8000ドルとなる予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力