Microsoftは同社のインターネットサービスと米Yahooの事業とを統合すれば10億ドルのコスト削減が可能だとしているが、その一方で同社の最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏はYahooの名前は削減の対象ではないと述べている。
Ballmer氏はBusinessWeekのインタビューで、「Yahooというブランドは残る」と語った。
しかし、ブランドは残るとしても、MicrosoftがどのYahooのテクノロジを受け入れるかは不透明だ。両社で重なるサービスは多く、統合すれば電子メールシステムも広告プラットホームもインスタントメッセージングシステムも二重に持つことになり、いずれかを選ばなければならないだろう。
Microsoftは買収提案が実現した場合の削減対象について、これまでほとんど詳細を明らかにしておらず、Ballmer氏もBusinessWeekのインタビューで多くを語っていない。
もちろん、目下の最大の問題はYahooに同社の提案を受け入れてもらうことだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス