エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm、相澤利彦社長)と東京急行電鉄 (東急、越村敏昭社長)は7月4日、東急を加盟店開拓・管理事業者として、首 都圏全域の約1000店舗のam/pmに電子マネー「PASMO」を導入することで業務 提携すると発表した。
08年1月以降、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨のam/pmの全店舗で「PASMO」が使えるよう、端末を順次設置する。現在は駅の券売機 や一部のバス車内でしかできないPASMOへのチャージ(入金)についても、am/pmの店舗で対応可能にする予定。コンビニで「PASMO」を導入するのは今回 が初めてで、PASMO加盟店として最大規模となる。
am/pmは、これまでも業界で初めて「Edy」「iD」などの電子マネー決済を 導入しており、「PASMO」「Suica」を加えることで顧客サービスの向上を図る。 また、東急グループのクレジットカード「TOP&」の加盟店となることや、ク レジット決済額に応じて東急グループ共通の「TOKYUポイント」を付与するサー ビスの提供も検討し、共同販促などにも取り組む予定。
「PASMO」は、07年3月にサービスを開始。交通系IC乗車券カードとして首都 圏を中心に410万枚以上を発行し、「Suica」と合わせると2400万枚以上が電子 マネーとしても普及している。東急は一部公民鉄事業者と並んでPASMO子マネー 加盟店展開を行っており、同社によるPASMO電子マネー加盟店は、駅構内売店 「toks」、駅構内の飲料自販機、一部の東急ストアなど、6月末時点で256店舗。
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