Appleの「iPhone」が米国時間5月16日、米連邦通信委員会(FCC)から米国内での販売許可を受け、発売に向け一歩前進した。
決して認可取得が疑問視されていたわけではない。FCCでは米国内で利用される携帯電話や無線機器に対し、問題を引き起こす有害な放射線などの放射が機器から発せられていないことを保証する基本試験に合格することを義務づけている。FCCはまた、こうした試験に関する書類をそのウェブサイトで公開しており、過去にも未発表製品がいくつか明らかになっていた。これは、Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が1月にiPhoneを予告発表した理由の1つでもある。
iPhoneは、少なくとも試験段階では「A1203」と呼ばれている。iPhone A1203が試験に無事に合格したことで、数年がかりの開発の苦労も報われたはずだ。Appleの関係者はReutersに対し、iPhoneは予定通り6月下旬に発売される、と伝えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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