ずっとコンピュータの前に座っているような子供だったのだろうという、われわれがBill Gates氏に対して抱くイメージからは、同氏が子供のコンピュータ使用時間を厳しく制限することを提唱しているとは信じがたい。
Microsoft創設者である同氏とその妻が、自分たちの10才になる娘に対し、宿題に必要な時間を除いて、1日のゲームで遊べる時間を合計45分、週末は1時間と制限しているというReutersの記事を読んで、ブロガーらが驚いたというのも無理はない。
Gates氏が、オタワで同氏の講演を聴きに来たビジネスマンらに語ったところによると、Gates家では、娘が最近「Xbox 360」のゲーム「あつまれ!ピニャータ(Viva Pinata)」に夢中になったことから、制限を設けなければならなくなったという。
ブログコミュニティーの反応は以下のとおりである。
「『FINAL FANTASY XIII』をプレイ中に、親に無理やりゲームをやめさせられるアメリカ人の子供たちは、もはやBill Gatesがお父さんだったらよかったのにとひそかに願うことはないだろう」 --Bloggingstocks
「45分とはかなり短いように思う。彼の子供はおそらくWindowsマシンを使わされているだろうから、45分では、子供がオンライン接続するまでにウイルスを3つダウンロードして、システムを2回クラッシュして、セキュリティ警告やポップアップウィンドウを40回ほどクリックするだけの時間もあるかどうかわからない。ましてやゲームなどできない。子供が『Zune』を利用してもよい時間については何も言っていないようだ」 --Macenstein
「彼がそんな制限を設けているなんてすばらしいと思う。私も娘に対して平日は同じような制限を設けているが、週末はもう少し自由にさせている。私は私自身にもう少し制限を設けなければならないかもしれない」 --Much Ado About...Whatever!
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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